本を読んだり忘れたりすること

昨日知ったことを忘れないように書くブログ

オーストラリアの良い観光プロ―モーション策

…自撮りをするとどうしても自分の写る面積が大きくなって背景があまり入らない。

そのことに着目してオーストラリア政府観光局が提案したのが、100メートル以上離れたところから撮影した約600枚の写真を1枚の写真につなぎ合わせることで超高解像度で背景までしっかり写った写真が撮れるG!GA Selfie…

この写真を見せられると広大なオーストラリアの風景に魅せられるだけでなく、この写真を撮るために現地に行きたくなる。

GIGA Selfie #ギガセルフィ

仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方 単行本 – 2016/9/22 松村 真宏 (著)

気になる花火の火薬量

火薬の量の差は、一瞬の火花の噴出量よりも、その持続時間として顕著に表れ、80円の花火の方が圧倒的に長く燃えている。火薬の量は「セット花火」として袋詰めされると確認しづらいが、おおよそ各花火の包装部分に「薬量」として表記されているので、選ぶ際の参考にしたい。

くらべる値段 単行本(ソフトカバー) – 2017/8/8 おかべたかし (著), 山出高士 (写真)

天然氷VS純氷

しかし現在、氷屋さんが作る「純氷」と呼ばれる氷は、48時間ほどかけてゆっくり凍らせること、水の不純物を完全にろ過して使うことなどもあり「天然の氷とくらべてもその違いはほとんどわからないのでは」といわれています。

くらべる値段 単行本(ソフトカバー) – 2017/8/8 おかべたかし (著), 山出高士 (写真)

報酬を与えたためにやる気がなくなるの注意

このような報酬によって本来持っていた動機が失われてしまうことをアンダーマイニング効果「Deci 1971:Lepper et al. 1973」といい、報酬を利用するときには注意が必要である。具体的には、必ず報酬が得られるのではなく、報酬がもらえるかもしれないしもらえないかもしれないという運の要素を入れると良い。

これは「宝くじ効果」と呼ばれており、「スピードカメラ・ロッタリー」でも直接報酬を与えるのではなく、宝くじの不確定性をうまく間に挟んでいる。

仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方 単行本 – 2016/9/22 松村 真宏 (著)

ちわ、コンクリート(生)の宅配です

二一世紀の初め、メキシコ・コアウイラ州の貧しい家庭に、「ピソ・フィルメ」と呼ばれる社会保障プログラムから、異例の支給品が届いた。…

一五〇ドル相当の生コンクリートだ。作業員がコンクリートミキサー車で貧困地域を回り、困窮している世帯の家の外で止まる。どろどろした液体を、ドアをとおしてリビングに直接流し入れる。そして住人に、どうやったら生コンを広げ、表面を平らにならすか教え、どのくらい乾燥させればいいか伝える。それが終わると、また次の家へと向かっていく。

ピソ・フィルメとは「固い床」という意味だ。生コンの効果で子どもの教育状況が劇的に改善したことが。経済学者の調査で明らかになっている。

50いまの経済をつくったモノ 単行本 – 2018/9/1 ティム ハーフォード (著), 遠藤 真美 (翻訳)

エレベーターをもっと評価しよう

エネルギー効率が非常に高い環境調和型の研究棟は、最寄りの公共交通機関から二九〇キロ離れたロッキー山脈の高地にある。究極のエコシステムのように見えるかもしれないが、スタッフは車で通勤しなければならないし、施設はそれぞれ一キロ以上離れているので、研究棟を行き来するときでさえ、車を使わなければいけない。

 

とても環境にやさしいテクノロジーは、そこらじゅうにあるビルに組み込まれている。そう、ごくふつうのエレベーターだ。毎年何十億もの人を運ぶグリーン輸送システムなのに、ありふれた風景に埋没して見落とされている。

※クリーン輸送システム?

50いまの経済をつくったモノ 単行本 – 2018/9/1 ティム ハーフォード (著), 遠藤 真美 (翻訳)

予言するなら20年後がおすすめ

哲学者で未来学者のニック・ボストロムは二〇年というのは「大変革を予言するときのスィートスポットだ」と皮肉る。それより短いと、そろそろ原型ができていなければいけないし、それより長いと、目を引かない。それに、「たいていの研究者は二〇年もしたら引退するだろうから…

50いまの経済をつくったモノ 単行本 – 2018/9/1 ティム ハーフォード (著), 遠藤 真美 (翻訳